《徳島市/とくしまブレストケアクリニック》ピンクリボンの季節。編集部が乳がん検診を受けてみた


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どうも、女の子ママのさいちゃんです。
隠す必要もない私の年齢は39歳 (  ̄ - ̄)
あと1年で始まるもの、なーんだ!?

健康意識の高い方ならもうお気づきかもしれませんね。
40歳以上の女性には、市町村による「乳がん検診」が用意されています^^
※もちろん、40歳未満の方でも、しこりなどの自覚症状がある場合は、すみやかに医療機関を受診しなければいけません。

10月は、ピンクリボンのモチーフで知られる「乳がん月間」。
この機会に、乳がん検診のいろはをご紹介したいと思います^^

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~ コンテンツ ~
■『とくしまブレストケアクリニック』院長に聞きました! 乳がんの基礎知識
■乳がん検診ってどんなの? 痛いの? 高いの?
■自己触診(セルフチェック)ってどうやるの?
■乳がん検診についての問い合わせ先一覧
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『とくしまブレストケアクリニック』院長に聞きました! 乳がんの基礎知識

まずは基本的な情報から。気になるトピックから目を通してね。

【Q】乳がんとは、どのような病気でしょうか?

【A】がんは上皮にできる悪性腫瘍です。乳腺は乳管と小葉からなる10~15個の腺葉で構成されています。乳がんはこれら腺葉の上皮細胞から発生しますが、ほとんどは腺葉の末端(終末乳管小葉単位)にできます。がん細胞は分裂して増殖していくのですが、乳がん細胞の場合は1回の分裂に30日くらいかかるといわれています。臨床的に発見できる乳がんは1cmくらいからですから、発見されるまでには5~8年ぐらい経っています。乳管上皮からできた乳がんを乳管がん、小葉上皮からできた乳がんを小葉がんといいますが、日本人の場合多くが乳管がんです。乳管や小葉内にとどまっているものを非浸潤がん、乳管や小葉を破って外に出ているものを浸潤がんといいますが、浸潤がんになると転移の可能性が出てきます。

【Q】乳がんの原因は何でしょう? 遺伝はしますか?

【A】乳がん細胞の増殖には、多くの場合、女性ホルモンが必要です。従って、女性ホルモンに暴露される(さらされる)期間が長いほど乳がんリスクが高いといえます。閉経前の場合だと卵巣由来の女性ホルモンですから、初潮年齢が早い、閉経年齢が遅い、出産回数が少ないことなどがリスク要因です。閉経後では、皮下脂肪でアロマターゼという酵素により男性ホルモンが女性ホルモンに変換されますので、肥満がリスク要因といわれています。食生活の欧米化で日本人の乳がんが増加していますが、これは閉経後肥満女性の増加によるものと考えられています。一方、遺伝性の乳がんもあり、5~10%程度は遺伝性であると言われています。現在、BRCA1,2という遺伝子が遺伝性乳がんにかかわっていることが知られていますが、この遺伝子に異常があると乳がんと卵巣がんにかかるリスクが高く「遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)」と呼ばれています。具体的にはご家族の方に3名以上の乳がんの方、40歳未満の若年者乳がん・両側性乳がん・卵巣がん・男性乳がんの方などがいらっしゃる場合は「HBOC」のリスクがあるといわれています。

【Q】乳がんの治療法はどんなものがありますか?

【A】一般的にがん治療には、手術、抗がん剤、放射線治療があります。乳がんでの乳房の手術治療には乳房切除、乳房温存がありますが、乳房温存(放射線治療併用)が多く行われています。がんの手術にはリンパ節切除がなされることが多いのですが、乳がんでは臨床的に転移の認められない方にはセンチネルリンパ節生検という手術が一般的です。これは、最初にリンパが流れ込むリンパ節(センチネルリンパ節)だけを切除するやり方で合併症がほとんどありません。次に、しこりが大きい場合やリンパ節転移が認められる場合は、手術前に化学療法(術前化学療法)を行い、小さくしてから手術することが多くなされています。

【Q】乳がん検診にはどのような種類がありますか?

【A】検診には、市区町村が行う対策型検診(住民検診型)と任意型検診(人間ドッグ型)があります。対策型は住民全体の死亡リスクを下げることが目的の公共的な医療サービスですが、任意型では個人の死亡リスクを下げることが目的の任意で提供するサービスです。対策型乳がん検診は、市町村が実施する住民検診で、40歳以上の女性に対して2年に1回の問診、視触診(省略している市町村あり)、乳房X線検査(マンモグラフィ)がなされます。任意型乳がん検診は、人間ドッグなど医療機関が任意で行うタイプです。対象年齢・方法はさまざまですが、方法としては超音波(エコー)検査を併用していることが多いと思われます。検診費用は対策型検診では税金による負担があり、徳島市では一部自己負担が1,500円です。任意型は、基本的に全額自己負担(当院の場合は9,190円 ※視触診・マンモグラフィ・超音波検査 ※10月以降は要問合せ)です。一方、症状がある方は保険診療となり、3割負担で視触診、マンモグラフィ、超音波(エコー)検査などが受けられます。

【Q】40歳未満、妊娠中、授乳中でも検診を受けるべきですか?

【A】40歳未満の乳がん検診は、市町村が行う対策型検診ではその有用性は証明されていないためになされていません。一般的には、任意型検診として行われています。しかし、乳癌家族歴(家族や近親者の病歴)のある方などは医療機関でご相談されるのが良いと考えます。妊娠中や授乳中の方は、マンモグラフィ撮影はなされないことが一般的ですが、任意型検診として超音波(エコー)検査は可能です。もちろん、自覚症状のある方はすぐに医療機関を受診してください。

【Q】自己触診(セルフチェック)は必要ですか?

【A】自己触診は、さまざまな方法(下記)が紹介されていますが、しこりを見つけるという意識では分かりにくいことが多く、特にお若い方では乳腺全体が硬くてしこりを見つけることが困難です。しかしながら、ご自身の乳房がどのような状態であるかを知ること(ブレストアウェアネス)は可能です。日ごろの乳房を詳細に覚えることで、小さな変化を捉えることができます。いつも通り変わりないかという意識で月に一回はご自身の乳房をチェックしてください。そして、何か変化を感じたらすぐに医療機関を受診してください。

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編集部が体験! 乳がん検診の流れ

「検診の大切さは分かった! でも、初めてだとやっぱり緊張する~! 痛くないの? 費用は高くないの?」と不安な方へ。編集部が体験してまいりましたよ^^

1)問診表に記入
しこりなどの自覚症状の有無や、月経・妊娠などについて記入をする。


2)診察
医師の診察を受け、この日の検診の方針を決定する。


3)マンモグラフィ検査
乳房を圧迫して薄くしながら、レントゲンで撮影をする検査。腫瘍などが白く写るので、乳がんの有無を診断する手がかりとなる。5分程度で完了。妊娠中・授乳中の人、乳腺組織が密な若い人は割愛する場合も。「胸がおもいっきり挟まれるのでビックリしました。でも、思ったより痛くなかったです。」と編集部スタッフ。※痛みには個人差あり


4)超音波(エコー)検査・視触診
診察台に横になり、超音波を当てて乳房の内部をモニターに映し出す。また、乳房に触れて、しこりや皮膚のひきつれなどがないか確認。5分程度で完了。「超音波(エコー)検査は、肌にゼリーを塗って機械を当てるだけで、体には何の負担もありませんでした。」と編集部スタッフ。


5)医師から検査結果を聞く
マンモグラフィで撮影した画像などを見ながら、医師より説明を受ける。

<時間について>
※乳がん検診自体は全部で30分程度だが、その日の待ち時間によって所要時間が大きく変わる可能性あり。
※乳がん検診は予約が可能。痛みなどの自覚症状がある場合は予約がなくても診察に対応してくれる。予約方法や受付時間は医療機関によって異なるので事前に確認を。

<費用について>
※40歳以上の女性を対象にした市町村が行う対策型検診では、例えば徳島市では一部自己負担が1,500円。自己負担金や条件は自治体によって異なる。
※任意型は、基本的に全額自己負担で、『とくしまブレストケアクリニック』の場合は9,190円(視触診・マンモグラフィ・超音波検査を含む、10月以降は要問合せ)。
※症状がある場合は保険診療となり、3割負担で視触診、マンモグラフィ、超音波(エコー)検査などが受けられる。

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自己触診(セルフチェック)を始めよう

乳がんは体の表面の近い部分に発生するため、観察したり触れたりすることで、自分で発見できる唯一のがんだと言われています。また、乳房は月経周期により変化するので、月経が始まって7~10日目ごろに行ってください。閉経後の人は、日を決めて(たとえば毎月1日など)行いましょう。

【浴室で】

●石鹸がついた手で触れると、乳房の凸凹がよくわかります。4本の指をそろえ、まんべんなく軽く押してみます。そして、乳頭から外側に向かって円を描くようにさわってみます。しこりや乳房の一部が硬くないか、乳房全体をチェックします。
●左右の乳頭の周りや乳頭を軽くつまんで血液の混じった分泌物がでないかチェックします。

【鏡の前で】

●両手を上げ下げして、両方の乳房を注意深く観察します。乳房の皮膚のへこみや、ひきつれ、ただれ、盛り上がりはないか、乳頭のへこみやただれはないか観察します。

【あおむけに寝て】

●調べる側の乳房の下に枕かバスタオルを入れて胸を張るようにし、腕を頭の下に入れます。浴室での自己触診と同じ範囲を、同様にチェックします。

※自己触診を行うときは、指先で乳房をつままないようにすることが大切です。

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乳がん検診についての問い合わせ先一覧

40歳以上になれば、2年に1度、住んでいる市町村から自宅へ届く受診券(クーポン券)を使って、一部の自己負担金もしくは無料での乳がん検診を受けることができます。ホームページなどで詳細を確認しておくと安心ですよ。
※しこりなどの自覚症状がある場合は、市町村の検診の時期を待たずに受診しましょう。
※勤め先などの健康診断の際に、オプションとして申し込むことができる場合もあります。
※一部の市町村では受診券の送付に申込が必要です。対象年齢などの条件および自己負担金、また検診を委託されている医療機関の一覧については、各市町村のホームページを参照。もしくは、下記の窓口へ問い合わせを。

徳島の皆さんの健康のために、せっかく準備がされている検診のシステム。
活用しない手はありません^^
ご自身、そしてご家族のためにも、健康を守っていきたいですね^^

とくしまブレストケアクリニック
住所
徳島市中島田町4-7-7
電話番号
088-633-8484
営業時間
9:00~13:00、15:00~17:00
定休日
水・日曜、祝日、土曜午後
駐車場
備考
診療科目/乳腺科
医師/笹 三徳、高橋 雅子
※乳がん検診の予約は、毎月1日に翌月分を受付。
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さいちゃん

さいちゃんワイヤーママ編集部エディター

投稿者プロフィール

美味しいお店、楽しい場所があると聞けばどこまでも駆けつける、好奇心旺盛なミーハー女子。プライベートでは3歳児のママでもあるため、子連れで行けるスポットにも興味津々。泳ぎ続けていないと死んでしまう回遊魚のように、毎日忙しいのがダイスキ。

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